<施術について>
アイフィールメソッドは、人の体全体と、痛みを感じる仕組みを考えた施術です。
まず
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「振動」
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「一点深部に届く叩打」
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「適正な位置の軽い押圧」
を加えて個別箇所を含め全身を施術し痛みの軽減を図ります。
更に加えてカイロプラクテックの応用である
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「揺動療法」
で脊椎の並びをゆるやかに整え、それにより全身状態の調整を行い身体のテンセグリティ構造のバランスを取り直す施術となります。
人によって効果の大小はさまざまですが、あまり日を置かず、2~3回施術を受けていただければどなたでも関節可動域の改善と痛みの低減が実感できるかと思います。
<他の施術との違いについて>
一般的な施術は痛い箇所を直接グイグイと揉んだり押したりしてくれるところが多いと思います。当院でも必要と判断するならそれを行う事もありえますが、ほぼそれを行う事はありません。
グイグイと「揉みほぐす」ことや強い力で「押す」ことは勿論その場で「痛気持ち良い」ことを
脳が感じる事でとりあえず痛みを忘れる事に有効です。
上手な施術であれば二日~三日は脳も「痛気持ち良さ」で痛みを忘れてくれてます。でも、痛みを覚えている条件であるテンセグリティのバランスの崩れが解消されなかった場合、脳はまた痛みを思い出してしまいます。
また人の体はミリ単位で成り立っています。テンセグリティ構造を考えると「痛気持ち良い」刺激が過剰だと、ミリ単位で成り立っているバランスを崩す可能性があります。
よく言われる揉み返しの原因の一つであるとも考えております。
<人の体に関して>
ところでさきほどから出てきているテンセグリティ構造ってなんでしょうか?
「引っ張る力・張力」のバランスで成り立っている構造のことです。
人の体も「重力」で下に引っ張られる力、筋膜を含めた「筋肉の引っ張る力」それを支える「骨」等々それぞれで張力のバランスを保たれているテンセグリティ構造です。
加えて人の場合テンセグリティ構造は体の作りだけではなく、そこに精神状態も合わせたいわば触れる人体+精神の3次元+1次元で4次元構造が正解なのです。実体験として「精神」も「引っ張る力」としていろいろな場面で実感されていると思います。
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身体が整えば精神も整い、身体が乱れれば精神も乱れる。
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精神が整えば身体も整い、精神が乱れれば身体も乱れます。
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具体例でいえば「ストレス」が「腰痛」を生み、同じように「腰痛」が「ストレス」を生む。
ですが、体の構造も精神も生まれつき人に備わっているものです。両方を治し整える力、
自然治癒力を人は持っています。
ご自分の持つその自然治癒力を十分に発揮できるようにお手伝いするのがアイフィールメソッドなのです。
<体の痛みについて>
ずっと続いている「肩のはりによる痛み」や「腰痛」のことを慢性痛と言いますがその慢性痛は何かのきっかけで、例えばそこを強く打つ、筋肉のオーバーワーク等でその部位が損傷するなどして痛みを感じたことを脳がずっと覚えていることで起きています。
脳は常にやる事がいっぱいなのでとりあえず最初の痛みを受けた事を痛さの要因が除かれない限りは覚えこんでしまい自動的にずっと痛みの信号を出し続ける性質があります。
ですので、最初の痛みの原因である体の傷が治った後でも生活でその痛さをカバーするために取っていた行動や、体の使い方の習慣によってテンセグリティ構造のバランスが崩れたままであれば、それが痛さの要因となり脳はずっと痛いままと思い込み、痛みの信号を出し続ける事になると言われています。